2012年4月3日火曜日

お茶ラジ@南三陸町志津川上保呂毛生活センター

3/18お茶ラジ@南三陸町志津川上保呂毛生活センター
遅くなりましたが報告します~。

参加ボランティアは3名。僕の実兄、その部下あきやまくん、音楽仲間のトーコちゃん。
全員初被災地。壊滅して空っぽになった志津川の町に入り、まずは最後まで無線で
避難を呼びかけた職員を含め多数犠牲者が出た防災庁舎で黙とうを捧げました。
一年経ってこの光景はショックを受けていました。

さあ、元気スイッチを入れていざ、上保呂毛に。

この地区は津波の被害からは免れた地域で自宅在住のみなさん中心
30名弱集まっていただきました。
仮設住宅も10世帯ありましたが開催時間が野菜の配布と重なり仮設からは
1世帯のみの参加でした。残念。

杖つきのご高齢者もたくさん集まってくれました。
 
足が悪いのにみなさん笑顔でわざわざ来てくれたので感激でした。
自転車に乗ってうろうろしていた小学3年生の男の子を捕まえ「お菓子もあるからおいで!待ってるぞ!」と声をかけたところ、別にーみたいな顔をしながらちゃんと参加してくれました。
よっしゃー(お茶のみの時にプロレスが好きだと言っていたので電気アンマを教えてあげました(笑))

写真にもありますが開催時間の30分前からわらわらと集まり、暖房を囲んでまったりと身体をあたためてる姿。ちょっと笑っちゃいますね。

体操が始まれば容赦しませんよー(笑)

じっくり補助運動で身体を慣らし、そしてお待たせしました東北弁のおらほの体操!
最初の掛け声「おらほのラジオたいそ~!!」
でみんな大笑い!僕も合いの手を入れながら身体を大きく使い目一杯動いてもらいました。
みんな笑顔でいい汗かきました~。

そしてお待ちかねのお茶っ子。むしろこちらがメイン(笑)

上保呂毛のみなさんに用意していただいた、おいしーーー漬物と
茶を飲みながらたくさんお話をしました。

そのうちひとりのノリノリのおばちゃんが歌と踊りを披露したいと申し出て、カセットデッキを
急いで取りに行ってもらいワンマンショーが始まりました。

これがおかしいのおかしくないのって!
 
もう、愛らしいキュートなおばちゃんでのどの調子がおかしいおかしいといいながら席に
戻ってからもずっと歌っていました。

僕の兄が力技で部下のあきやまくんに長渕剛の乾杯を歌わせ、これがまた、大盛り上がり!
 
最初の自己紹介で恋人募集中の身とアピールをしていたあきやまくん、悪ノリが過ぎて
おばちゃんとハグしてまた大爆笑。
守備範囲広いねえ~さすがいまどきの20代、若さってすばらしい!

12時を回りお開きの時間に差し掛かったころ、南三陸で去年の3月から物資支援を
し続けているチームさかなのみうらのみなさんが登場。

なんと参加世帯全員にお米5キロのギフト!
 
これみなさん喜んでたな~ありがたい事です。

ほかにも友人で被災地や遠隔避難者への化粧品の支援をしている、お茶ラジサポーターの
小林さんが繋いでくれた松山油脂さまからのスキンケア用品の提供、
五反田の梅安鍼灸整骨院の加瀬さんより天然石を使用したブレスレットの提供
自身も被災者でもある石巻のしいたんさんからメッセージ付きのお茶類の提供
セラピストNさんからのお茶菓子の提供
お茶ラジサポーターの小林さんからはもう、お茶菓子、飲み物全般とにかくたっくさんの提供

たくさんのお気持ちを集落のみなさんにお渡ししてきました。

ほんとうに感謝感謝です!

無事終了し、帰り支度をしていたところ、区長さんの奥様が「ご飯用意してるから食べてって~」
と声をかけていただき、おいしい手料理をふるまってくれました。

僕らがおいしいおいしいと声をあげて食べてるのを見て朝から仕込んでたのよ~!と
ほんとにうれしそうにされていて、じゃんじゃん作ってくれました。

とくに東京では食べれない新鮮で大きくぶつ切りにしたメカブは何もつけなくても潮の味で
絶品でした。混ぜご飯も全員3杯おかわりしました(笑)

みなさんに、また絶対来てねとありがたいお言葉を頂戴し、元気をもらう事が出来ました。
ほんとに充実したひと時でした。
 
 
お茶ラジプロジェクト世話人 松田孝司 

0 件のコメント:

コメントを投稿